大至急!2019年年末までに○○しないと助成金はおりません!~PART1~

受動喫煙防止対策について

 最近、お取引のあるお客様やホームページをご覧いただいた方から、喫煙室・喫煙ブースの設置に関するお問い合わせを頂くことが増えてきています。よく聞かれるのは、

「喫煙室っていつまでに設置すればいいの?」

法律と条例に基づいたスケジュールでいくと、
2020年3月中に工事完了して4月1日から喫煙室が使える状態でなければいけません。

ですが助成金を使って設置を考えている場合はこれでは遅いのです。
都内の飲食業、宿泊業以外の業種の方(パチンコなどのアミューズメント業界の方)が使える助成金制度は厚生労働省の「受動喫煙防止対策助成金制度」です。
国と東京都の助成金の違いについてはこちら
https://www.adprime.co.jp/smokingroom/?p=57 

導入までの具体的なスケジュールは?

  1. 喫煙室の導入に向けて、設置場所や製品の検討を行い、見積りを出す(打ち合わせ開始)
  2. 受動喫煙防止対策助成金制度の内容を把握し、申請書類や資料の準備をする
  3. 助成金の交付申請を行う。申請書類を所轄の労働局へ提出。
  4. 労働局より、交付決定通知書を受け取る。工事のGOサイン
  5. 工事の発注を交付内容に沿って行う。
  6. 工事完了後に工事費用を一括で支払う。(領収書と明細を受け取ること)
  7. 実績報告の資料を労働局へ提出する。(写真や基準となる入口の風速の結果なども添付)
  8. 助成金の交付が最終決定され、通知書が発行される(助成交付額決定通知書)
    この時点で全面禁煙にしていなければなりません!!!
    助成金交付の条件です。
  9. 請求書を労働局へ提出する。
  10. 指定口座に助成金が振り込まれる。
  11. 交付確定時の指示通りに実施している旨を労働局へ報告

 上記が詳細なスケジュールです。
 助成金の交付申請(3)から、実際に助成金が振り込まれるまで(10)には大体5ヵ月くらいかかります
 助成金を利用するには、まずは一括で先に工事費を支払い、工事が完了していなければなりませんので、助成金で工事費を支払うことはできませんのでご注意ください。

 そして、助成交付額決定通知書が発行された時点で、全面禁煙にする必要があります。
逆に言うと、現場で施工が完了しても、この通知を得られるまでは喫煙室を使用することができません。

上記のスケジュールに当てはめて考えると、
助成金の交付申請2019年年末までに行わないと、助成金が下りない可能性が高いです!

その理由は、
2020年3月末までに、工事費の支払いと工事が完了していることを考えると、
工事のGOサインである交付決定通知書を1月末までに受け取る必要があるから

 恐らく、2020年1月以降は工事の予定も詰まってきているため、希望通りのスケジュールで工事の予約が取れない可能性もあるでしょう。
 計画的な喫煙室の運用開始を目指すのであれば、どんなに遅くとも秋口までには、導入する喫煙室の製品を決定すべく動かれることをお薦め致します
 

 特に、アミューズメント業界の方々からは、同業の動きを見ているというご相談をよくお受けするのですが、もし助成金を利用できる規模の企業様であれば、早め早めに動かれないと助成金を受けられないかもしれません。(PART2に続く☆☆)
 どちらにしても屋内が全面禁煙になることは決定事項ですので、早めに対策を打たれて実行した方が、他社との差別化にもなり企業イメージもアップするのではないでしょうか。

アドプライムエージェンシーでは、アミューズメント業界の方からのお問い合わせを大変多く頂いております。設置や導入時期、製品やお見積りに関して、お気軽にお問い合わせください。